ケーブルの自作

音楽機材用のケーブル、出来合いを買うとすごく高くなってボラれてる感が否めないので、自作のために材料とハンダ付け用の工具類を揃えた。
ケーブル類ってどれがいいのか調べても調べても絞り込めなくて(たぶんそれだけ微妙な違いしかないんだろう)やっと決まったと思ったら今度は、使うハンダによっても音が変わる、とか書いてあって嫌になった。
音質の微妙な違いとかどうせわからないけど、劣化するのも気持ち悪いしで、選定に時間がかかって疲れたー

 

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左上から時計回りに
・こて台+クリーナー
・材料を挟んで固定するクリッパー(モビルアーマーみたいでかわいい)
・ノイトリックのフォーンジャックとキャノンプラグ
・ケーブル(ベルデン88760/機材用 モガミ2534と迷った)
・ケーブル(ベルデン88770 88760の3芯版でスピーカー用)
・こてカバー
・ハンダごて(白光 FX600 温度調節機能付き)
・交換用こて先(白光 4C型)
・ハンダ吸い取り線
・ハンダ(日本アルミット KR-19 SH RMA LFM-48 ケスター44と迷った)
・ストリッパー
・絶縁テープ
・ケーブル用通電テスター(ベリンガー CT100)
・カッターマット(A3 下に敷いている)

 

 半田付けをするのは以前リハスタでバイトをしていた時、閉店作業中にマーシャルのヘッドアンプを誤ってキャビネットの上から落とし、電源は無事ついたもののパッチケーブルのジャックがひん曲がってしまい、このままではバレる、と思い店にあったギターシールドのジャックをこっそり半田付けしなおして証拠隠滅した時以来なので、動画を集めてイメトレをした。

 

www.youtube.com

 

半田を流し込んだあと、コテをあてがったままちょっと待って馴染ませるのがコツっぽい。

ではやっていきます。

 

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Belden 88760は2芯なので、普通に1番ドレイン線(アース)、2番赤(ホット)、3番黒(コールド)でいいんだけど、88770は3芯だったので、いろいろ調べた結果

オス(モニスピのパワーアンプ)側:1番ドレイン線+青、2番赤、3番黒

メス(インターフェイス)側:1番青、2番赤、3番黒

(参照:価格.com - 『BELDEN 88770のXLR端子でのシールド線処理は?』 AVケーブルのクチコミ掲示板

という形で行くことに。

 

 

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スピーカーケーブル×2
パッチケーブル×2
フォーンケーブル×2
が出来た。

 

ケーブルを自作するとき、ハンダ付けする前にケーブルに通しておかないといけない部品があって、それをつけ忘れるというお約束のミスがある。
自作の方法を載せているところには必ず書かれていたけど、まさかやらねーだろそんなこと、と思っていたら2回もやらかして地獄を見た。
ハンダは付けるより外す方がはるかに大変だった。

(1番と2番を逆につけるのも1回やった。)

特に重要だと感じた工具は、交換用のハンダごてのこて先で、最初から付いている円錐形のやつを使うと無駄にハードモードになるので、ケーブルを自作するときは4Cタイプのやつを買っておいた方がいいと思う。

逆にイマイチだったのはモビルアーマーっぽいクリッパーで、ケーブル自作に使うには重量が足らず、結局テスターにプラグを突っ込んだ状態で作業した。

テスターで固定している人も多いらしいけど、熱で壊れたら嫌なので次回は小型のバイスを用意しようと思う。

 

音質はクリアでマッシブで艶がある感じで、体のでかい黒人の音楽、例えばミドルスクールヒップホップなんかには大変合う。次点でモーグシンセサイザー

クリア過ぎて質感に欠けるところがあるので、サイケロックとかはまあ、そこそこな感じだ。

 

ミスさえしなければケーブルの自作自体は難しいことではなかった。
特殊なものでない限り、出来合いのケーブルを買うことはもうないと思う。